Tuesday, December 29, 2009

Just Can't Wait for Coo - Part 2

クーちゃんが来ない、ことになった。何ということだ!

その1で紹介したように、ブリーダー一家がインフルエンザに罹り、サイベリアン・フォーレスト・キャットのクーちゃんがいつ受け取れるか分からない状態になっていたが、結局本当に受け取れないことになった。想像を超える展開に家族一同呆然としている。

何度か催促の電子メールを送った結果、ようやく返事が来て、風邪は治ったようだが、今度はネコちゃんたちに寄生虫の疑いがでたということで、さらに受け取りの時期が不透明になった。いろいろ聞いているうちに、従来の薬での治療は行わず、彼女の信じるバイブレーション治療という民間療法で治そうとしていることが分かった。彼女のがんはこの治療法で治ったとのことだが、がんはたまたま治癒することがあるとしても、寄生虫の感染は根拠のない治療では難しいだろう。結局このブリーダーからネコをもらうことは諦め、これまで支払った手付金を全額払い戻してもらうことにした。

クーちゃんになるはずだったネコはステファン(Stephen)という雄ネコで、虚勢手術まで受けたのにうちの子になることはなくなった。まともな寄生虫の治療もしてもらえず、ちょっとかわいそうだ。結局、民間療法を信じるこのオバサンのお陰で、我々一家は12月の大半を振り回された形になった。あまりにひどくて、オバサンに文句を言いたいというよりは、もうこれ以上関わりたくないという気持ちのほうが強い。

早速マサチューセッツ州内および隣接するいくつかの州のブリーダーにメールを書いて子ネコが手に入るかどうかを問い合わせたが、ほとんど反応がない。悪い予感がする。ブリーダーをしている人たちのテンポは私たちのとはかなり違うようだ。

ベッドもトイレもサイエンス・ダイエットの高級缶詰(写真)も用意してある。クーちゃん、早く来い!

Wednesday, December 23, 2009

Just Can't Wait for Coo - Part 1

クーちゃんが来ない。

数ヶ月前にネコを飼うことを提案した。私以外の我家の住人は多かれ少なかれネコ・アレルギーがあるようなので、インターネットで調べるうちに、アレルギーになりにくいネコがいるということを発見。その名もサイベリアン・フォーレスト・キャット。見た目も性格もきわめてメローな感じで、性格はイヌに近いという紹介が多い。

マサチューセッツ州内でブリーダーを見つけ、ブリーダーの家を訪れて、先ずアレルギーのテストと飼育教室。2回ドタキャンされ、ようやく12月4日(金曜)に訪問することができた。アレルギー・テストを兼ねて2時間半ほど滞在し、その間にグルーミングや歯磨きの仕方の講習(これは親切)。また、十数匹いるネコの中に気に入ったものがあれば予約する。

遅延性のアレルギーもあるということで、気に入ったネコの毛をもらって帰る。枕の周辺に置いてさらにテストを続ける。多少のアレルギー反応はあるものの、まあいい大丈夫だろうということで、予約金の小切手を送り、不妊手術を行ってもらう。受け取りは手術から1週間強後の19日、長女を空港へ迎えに行ったその足で受け取りに行くことに決定。名前もクーちゃんに決定。

ところが、ブリーダー一家がインフルエンザに罹ったということで、これが再度ドタキャン。家族全員、今年の冬休みはクーちゃんと遊ぼうと決めていたのに、今のところクーちゃんがいつやってくるのか分からない。家族全員が途方にくれるという異常事態。準備はすべて整っているのに(写真はねずみのおもちゃ付きベッド)、ネコだけがいない。家族ばかりではなく、知人や同僚までまきこんで、首を長~くして待っている。アメリカ人の部下からのクリスマス・プレゼントは、私にワインとクーちゃんにはネコじゃらしだった。

クーちゃん、早く来~い。